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♪ 我が家の愛用品2 ♪

今日も溶けるような暑さでした☀︎

いかがお過ごしでしょうか。



今日もまた

「我が家の愛用品」をご紹介させていただきます。



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前回ご紹介いたしました「沖縄 南蛮焼」の

⌘ 窯変荘子紋(ようへんそうしもん)一輪挿し ⌘ です。




ー窯変荘子紋とはー




■ 1.

窯変(ようへん)

陶芸用語で、

「窯の中で偶然起こる化学変化・色や釉薬の変化」を指します。


高温で焼成される際に、炎の当たり方や釉薬の成分、酸化還元の具合などによって、思いがけない模様や色合いが出る現象です。

例:天目茶碗の「曜変(ようへん)」も有名です。





■ 2.

荘子(そうし)

古代中国の思想家「荘子」およびその書物を指します。


道家思想の代表的な哲学者で、

「自然との調和」「無為自然」「自由な精神」「変化の受容」などを重視した思想。


陶芸などでも、荘子の思想的影響を受けて「偶然を楽しむ」「形にとらわれない美」を重視する作家も多くいます。





■ 3.

紋(もん)

ここでは「模様」「文様」「柄」を意味すると考えられます。


陶器・焼物において、特定の文様や象徴を表す場合に使われる言葉です。





◎総合的に考えると…



「窯変荘子紋」とは、

「焼成時に自然な変化(窯変)によって生まれた模様(紋)であり、その不確定性や自由さが荘子の思想に通じるような表現」

と理解するのが自然です。




こちらも売り物ではありませんが、

店内に展示してあります。

ぜひとも一度ご覧になってください^ ^


ご来店を心よりお待ちしております。

 
 
 

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