♪ 我が家の愛用品2 ♪
- doizaki123
- 7月29日
- 読了時間: 2分
今日も溶けるような暑さでした☀︎
いかがお過ごしでしょうか。
今日もまた
「我が家の愛用品」をご紹介させていただきます。

前回ご紹介いたしました「沖縄 南蛮焼」の
⌘ 窯変荘子紋(ようへんそうしもん)一輪挿し ⌘ です。
ー窯変荘子紋とはー
■ 1.
窯変(ようへん)
陶芸用語で、
「窯の中で偶然起こる化学変化・色や釉薬の変化」を指します。
高温で焼成される際に、炎の当たり方や釉薬の成分、酸化還元の具合などによって、思いがけない模様や色合いが出る現象です。
例:天目茶碗の「曜変(ようへん)」も有名です。
■ 2.
荘子(そうし)
古代中国の思想家「荘子」およびその書物を指します。
道家思想の代表的な哲学者で、
「自然との調和」「無為自然」「自由な精神」「変化の受容」などを重視した思想。
陶芸などでも、荘子の思想的影響を受けて「偶然を楽しむ」「形にとらわれない美」を重視する作家も多くいます。
■ 3.
紋(もん)
ここでは「模様」「文様」「柄」を意味すると考えられます。
陶器・焼物において、特定の文様や象徴を表す場合に使われる言葉です。
◎総合的に考えると…
「窯変荘子紋」とは、
「焼成時に自然な変化(窯変)によって生まれた模様(紋)であり、その不確定性や自由さが荘子の思想に通じるような表現」
と理解するのが自然です。
こちらも売り物ではありませんが、
店内に展示してあります。
ぜひとも一度ご覧になってください^ ^
ご来店を心よりお待ちしております。
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